先日はいきつけの喫茶店でスケジュール整理。目の前のタスクを手帳に落としこみひと息つく。喫茶店にしかない独特の静けさと時間、ボーっとした空気。肩の力を抜いて棚にあるスポーツ新聞を取る。目的は野球日本代表五輪決定のニュース。この時期に、こんな野球を味わえたことに感謝。
俺はその余韻を楽しむべく1面から読み進む。ページをめくった後、ブレンドコーヒーに手を伸ばす。そして再び記事に目を落とし読み始める。コーヒーを一口飲んだ後、カップを持った手が止まる。ある記事のある言葉を目にしたことで、俺の周りのボーっとした空気が張り詰めた。その言葉はコーチ陣の手記の記事中にあった言葉、
「迷ったら前に出よう、失敗しても決して下がるな」
ドキっとした。ヤベー、俺のピアノにはコレが無いんだよ。何でもないありふれた言葉だが改めて思った、簡単なことじゃない。日本野球3連勝の気持ちを表していると思った。五輪行きの切符はたったの1枚、熱烈応援団を背に向かってくる開催国台湾、なりふり構わないライバル心と兵役免除まで付いてるかもな韓国。強力なモチベーションの挑戦者を前に、勝って当然な重荷を背負った日本。受身どころではない。凄まじいプレッシャーの中、「前に出よう」を実現した肉体と精神、やはり野球は捨てたモンじゃない。
次のフレーズに向かって鍵盤を飛び出す指先
コントロールされた時速150㌔のボールが飛び出す指先
フォルテの響きに向かって鍵盤をインパクトする指先
剛速球を遠くへと、バットと共にインパクトする指先
迷ったら前へ
うーん、そう思える領域に近づくためにも練習やな。何てったって俺はビビリやからな~。ま、世界レベルのプロアスリートに、おっさんトーシローピアノが真面目に刺激受けてもお寒いだけなんですけどね。とりあえず気付いたら手に持ったままのブレンドコーヒーが熱かった。アチチィッ
コメントする